KTOTO. 04.2015
京都市の北山駅に近い、店舗が立ち並ぶ通りの角地に位置する。
RC造のスケルトン空間を3つのエリアに三等分した上で2つの家型を挿入し、1つをエントランス棟、もう1つをスタッフ棟としてまとめ、その間の空間をサービススペース(客室や施術スペース)として自由に利用出来るように考えた。普段は3つのエリア分かれているが、イベント時等は間仕切りを開け放つことで、店舗全体を一体空間として利用できるよう計画しており、完全に分断させることなく程よい距離感で繋がるような空間構成としている。
また、天気の良い日は外部に面する大きな開口部を開け放つことで、店舗全体がピロティとなり、オープンカフェや市場の様な賑わいを見せ、地域に活気をもたらす。
1人のオーナーだからこそ出来る自由で豊かな営業が可能になる様に計画した。